定型発達の次女
ASD、ADHDの双子の息子の片方、うちの子唯一の定型発達。
一応普通ってことが通じる(笑)
でも、この家ではマイノリティー。小さなころから、双子の息子の尻ぬぐい役。元から面倒見がよいほうなので、家族で出かけたときに、どこかに行ってしまう、他の兄弟をあっちに行った、こっちに行ってしまったと気にかけてくれていた。彼女はいろいろ普通にできるので、できない兄弟にイラついたり、ついできるから私も求めてしまう。
小学校高学年になると、他の兄弟はできなくて見逃されてきたことが、自分は求められていることに不満を持つようになった。ずるいと言っては怒っていた。まともに話も通じないから、余計に腹も立つだろう。そして、次第にひねくれていった。
頃合いを見計らい、他の兄弟が病院に行ったり、薬を飲んだりしていることを話し、頭の構造が生まれつき違っていること、できることがあなたとは違うこと、それぞれに得意・不得意があることを話した。まぁ、そう簡単には理解はできないであろうけど。
ただ、決してひいきをしたり、差別をしているわけではなくて、お母さんもみんなを、できるだけ平等に育てていきたい。でも、それぞれの個性の違いで、求めても無理なことは無理だし、逆に人よりできる部分もあるから、みんな同じようにとはいかないもどかしさが彼らにもあるから、そこはごめんね理解して。
そして、中学になって、普通の子と同じように思春期。長女が中学3年になり、やっと思春期っぽくなって、反抗してきたかと思えば、次女もかぶった。そして、かなりな抵抗。仕方のないことだし、あって当然なのはわかるが、頼りにしていただけに…💦
中学生女子ならではの権力抗争にも巻き込まれ、友達関係も大変みたいだし。同級生にはクラスが違えど、問題児の双子の兄もいる。苦労かけてばかりで、ある意味一番の被害者ではなかろうか。あんなにひねくれてしまったのも、この家庭環境のせいだろうし。
4人4様で、それぞれ違うから、いっそみんな同じ障害なら障害の方がよかったのか?っていうか、みんな定型がよかったけれどもね。でも、こうして4人の子に恵まれただけでも感謝しないとね。