発達障害って…

我が家の子供達4人(ADD・ASD/ADHD・定型・LD)成長記録

はじめに

我が家には4人の子供がいて、うち3人は発達障害と診断されています。

種類はみんなバラバラ。そして1人は診断なく、定型発達と言われています。

 

今まで、大変だ大変だと思いながら子育てしてきて、何が大変なんだかとここにきて思い、過去のこと、今のこと、これからのこと、自分の中で整理するためにも、つづってみようかと思い、初めて見ました。

 

自分一人で大変と思ってるだけで、実は世の中みんないろいろ大変だったりすることも見えてきたり、自分の今ココ大事!っていうこともわかったりするのかなと。

 

とりあえず、過去のことを振り返ってみようかと。

まず、最も重度?なASDADHDと診断されている、息子のことから。

彼は我が家の双子の長男として1900g台と小粒で産まれてきた。

早生まれで、小さいながらも元気いっぱいに毎日過ごしていたと言えば、いた。

ずっと仕事を持って働いて、産休育休を得ながら、毎日怒涛の生活。

2歳上の長女に双子が追加し、なりふり構わず、ひたすら目の前のことをこなす毎日で。(実は長女もなんて気づかなかった…笑)

 

そんな中、はっきりと覚えているのは、彼が保育園の年少の時、末っ娘が産まれ、3回目の育休時、担任の保育士の先生に「もう、この子を育てていけません。」って泣きついた。

今思えば、イヤイヤ期に末っ娘が産まれ、私もいっぱいいっぱいだった。

こだわりの強さや、癇癪についてあまりにもひどかった。

感覚過敏で、靴や靴下、シャツ、着ないと言ったら着ない!

食事は不器用半端なく、スプーンや箸も使えないので、手づかみ(中学になった今も!笑)。

さらにトマトを手で絞ってみそ汁に入れたり、やることもハチャメチャ。だからお皿の上はいつもぐちゃぐちゃ。気に入らなければ投げる。

友達とのトラブルも多かった。

買い物に行けば、振り返るともういない。陳列棚に登って、商品どかして、自分が陳列。

ADの長女や、双子の片割れの定型発達の次女は、なんのトラブルもなく、穏やかに過ごしていたので、何なんだ⁈この大変さは⁈という感じ。

しかし、この時の担任の先生は、息子3人を子育て中のワーキングマザー。

「お母さん、息子なんてこんなもんよ。娘の中の息子だから、大変って思うんだよ。男の子なんて理解不能。」とたしなめられ、そんなもんかと…(笑)

年中の時TDLで迷子になり、探しまくって、ようやく迷子センターみたいなところにいるって。迎えに行ったら、楽しくビデオをみていて、迎えをもう来たのかと言わんばかり。挙句の果てに「茶も水も出んかった。」って。迷子センターは喫茶店じゃないし…。

口も達者で記憶力もいいから、ごねごねと「あの時お母さんはこう言ってたのに、今日はこう言って。」と人の揚げ足取り。

保育園のお迎えから帰宅後も勝手に外に飛び出していき、カギを閉めようがチェーンをしようが傘立てに乗ったり、傘を使ったり、あの手この手で玄関を開け、脱走。

そして自転車で、路上駐車の車にわざとぶつかっていくわ、近所の鉢植えを割るわ。で頭を下げまくっていた私。

この時点では、普通でないなと思ってはいたが、医療機関や保健所に相談することもなく、ひたすら手のかかる子だなと。

診断になったのは、彼が小学校に入ってから。

続く…